LPガス(プロパンガス)について
LPガスは、プロパンやブタンが主成分。
正式名称は「液化石油ガス」と言います。
主成分がプロパンの場合はプロパンガス、ブタンの場合はブタンガスと呼ばれます。
家庭用に使われているものはプロパンガスが主成分となっています。比較的圧縮しやすく、ボンベの中では液体で運搬され、皆さまにお使い頂くときには気体で供給されます。
本来は無臭ですが、ガス漏れ時に気付きやすくする為に着臭されています。
LPガスのメリット
環境にやさしいエネルギー
人にやさしい
LPガスは人体に有害な物質をほとんど含んでいません。
燃焼させた場合少量の二酸化炭素と水になるだけで人体に有害な物質を発生しません。
環境にやさしい
LPガスの燃焼時のCO2排出量は、ガソリンや灯油など他の石油製品と比べて約10%少なくなっており、他の化石燃料と比較しても優れている事がわかります。
移動できるエネルギー
LPガスは常温・常圧では気体ですが、低い圧力をかけることで常温でも容易に液化させることができます。
また液体にすると、体積は気体時の1/250となるので、容器に充てんすれば非常に運搬しやすい為、都市部だけでなく都市ガスの配管が届かない場所や、屋台の飲食店などにも運搬し使う事が出来ます。
又、タクシーの燃料としても使われています。
災害時の復旧が早い
LPガスが災害に強いエネルギーであることは、過去の災害においての炊き出しや仮設住宅への供給、その後の復旧の速さなどでお分かり頂けると思います。
LPガスのバルク貯槽と供給設備(ガスメーター・圧力調整器など)・消費設備(コンロ、炊飯器、暖房器具、発電機など)をセットにしたもので、平常時は通常のバルク貯槽として使用する事が出来、災害時の初期対応においてバルク貯槽内のガスを利用しライフラインが寸断された状況下でも数日間のLPガス利用を可能とし避難生活を支援するシステムとなっています。
緊急時に備え役所、公民館、学校、病院など様々な場所に設置されています。
LPガスのバルク貯槽と供給設備(ガスメーター・圧力調整器など)・消費設備(コンロ、炊飯器、暖房器具、発電機など)をセットにしたもので、平常時は通常のバルク貯槽として使用する事が出来、災害時の初期対応においてバルク貯槽内のガスを利用しライフラインが寸断された状況下でも数日間のLPガス利用を可能とし避難生活を支援するシステムとなっています。
緊急時に備え役所、公民館、学校、病院など様々な場所に設置されています。
LPガスの安全性
ガスメーター(マイコンメーター)
ガスの流量や使用時間、圧力の異常などを感知したら自動的にガスを遮断します。
また、ガス使用中に地震が起こったら震度5で自動遮断するようになっています。災害時にLPガスでの二次災害がほとんど起こらないというのも納得です。
ご家庭ではガス漏れを知らせるガス警報器、近年のガス機器には立消え、加熱防止、不完全燃焼防止などの安全装置が標準搭載されるなど、使用ミスなどによる事故防止策も二重三重に施されています。